取扱製品
KyronMAX™
概要
射出成型用 高強度ファイバー強化コンパウンド樹脂
KyronMAX™はベース材料としてPA66、PPA、PEEKなどエンジニアリングプラスチックやスーパーエンプラを用いています。
この他にも低吸水性PA・高耐熱性PPA・ポリカーボネートなどといった、新たなベース材料を用いた開発も進めています。
➢ 高強度
KyronMAX™ は一般的な炭素繊維強化樹脂と比べて30%以上高い強度を誇ります。
➢ 軽量化
金属の代替素材として様々な分野から注目されており、スチールと比較して約75%、アルミと比較して約40%の軽量化をプラスチックとしての強みを存分に実現させます。
➢ ウェルドライン強度の低下抑制
短繊維を用いているため、長繊維強化品と比較してウエルドライン強度の低下を抑制できるというメリットがあります。
上記のようにKyronMAX™は熱可塑性樹脂を使用しています。
そのため、射出成型加工により複雑形状なども成形することで量産を見込んだトータルコストを抑えることも実現可能です。
ガラス繊維/炭素繊維強化プラスチックとの強度比較
※その他詳しい物性値が必要な場合はこちらよりお問い合わせください。
長繊維強化ペレットとKyronMAX™の比較
長繊維強化ペレット | KyronMAX™ |
---|---|
繊維が切断されることがある | 短繊維を用いているため繊維の切断が起こりづらい |
金属のような等方性は不可能 | 長繊維強化品と比較して異方性が小さい |
ウェルドライン強度の低下が著しい | ウェルドライン強度の低下は目立たない |
複雑形状などに制限がある | 複雑な形状でも成型方法によっては可能 |
主な用途
- スポーツ用品各部品
- ドローン機体部品
- 自動車部品
- 産業用ロボット部品
- 各種ネジ、ボルト
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